ツクモグサ

ツクモグサ
撮影場所:南八ヶ岳連峰横岳
撮影日 :2016/05/21
ツクモグサの撮影で難しいのは、まず花の適期に登ること。
山小屋にでも努めていない限り、その時期の判断は難しい。
そして、陽が射さないと花がひらかないので、天気の様子も確認しないとならない。
ツクモグサ
撮影場所:南八ヶ岳連峰横岳
撮影日 :2016/05/21
ツクモグサは地面から顔を出すとすぐにつぼみを広げて開花する。
その後、陽が射せば開き、陽が隠れたり沈んだりしたら閉じるを繰り返し、草丈を延ばし葉を広げる。
まず先に花が開くのです。
地面から顔を出して咲く姿はなんとも愛おしい。


ツクモグサ群落
撮影場所:南八ヶ岳連峰横岳
撮影日 :2016/05/21
本州では、八ヶ岳と白馬岳のみに生育するツクモグサ。
八ヶ岳のツクモグサはまとまった株になることはあまりなく、群落でも一つの花がぽつぽつと顔を出す。
ツクモグサ
撮影場所:白馬岳
撮影日 :2014/06/25
白馬のツクモグサは、まとまって大株になる傾向が強いように思う。
開いたり閉じたりを繰り返すため、開花後時間の経過ともに花が痛んだ感じになってくる。
花を覆っていた毛もめだたなくなり、その後草丈が伸びてくると花の色が青緑っぽくなってくる。


ツクモグサ
撮影場所:白馬岳
撮影日 :2014/06/25
ツクモグサの撮影で難しい点は前に記しましたが、白馬岳の場合、もう一つ難関があります。
それは小雪渓のトラバース。私のような未熟者は、小屋の方に雪渓を切ってもらわないと怖くて渡れない。
そのため、あまり早い時期には登れない (-_-;)
ツクモグサ
撮影場所:白馬岳
撮影日 :2014/06/25
ツクモグサは日が当たらないと花が開かない。
カタクリとかと同じです。
この写真は、花が開くのを結構な時間待ちました。
その間、雷鳥さんの撮影ができてラッキーな日でした。


ツクモグサ
撮影場所:白馬岳
撮影日 :2022/06/29
白馬の大雪渓には多くの雪が残っていても、稜線の雪は早々に溶けていることが多い。
花は咲いたばかりと思われるが、葉が茂ってきている。
ちょっと不思議な花。
白馬山頂をバックにパチリ。
ツクモグサ開花直後
撮影場所:白馬岳
撮影日 :2014/06/25
開花直後の花とつぼみです。
たくさんの毛におおわれています。
たぶん、水分を確保するのと、霜から守るのに役立っているのではないかと思います。
